1.消費電力とは?
ほとんどの家電に明記してありますが、一般の方でちゃんと理解している方は多くないと思います。家電を選ぶには避けては通れない道。なのでここで改めて理解しておきたいですね。
そもそも消費電力とは
電化製品を動かすのに必要な電力です。
消費電力はワット(W)という単位を使います。 1000W=1kWになります。ちなみに式で表すと
電力(W) = 電圧(V) × 電流(A) (×力率)
となります。
2.電気代
一般的に電気代を計算する場合は、 キロワットアワー(kWh)という単位で計算します。 1kWhとは、1kWの電力を1時間に消費した場合の電力消費量です。消費電力量を計算する場合は、消費電力 ワット(W)と電化製品を使用した時間(h)が必要となります。
例えば、消費電力1200Wのドライヤーで5分間髪を乾かした場合の電力消費量は、
1200W × (5分/60分) = 100Wh 100Wh = 0.1kWh となります。
これを元に電気代を計算してみよう。
1kWhあたりの電気料金は、電力会社や提供しているプライによって異なります。ここでは、仮に24円として計算します。電気代は電力消費量に電気代をかけるだけです。今回は1か月分の電気代を算出してみましょう。
0.1kWh × 24円 × 30日= 72円
簡単ですね。
3.最後に
電気代を減らすためには、自宅で使っている電化製品の消費電力(W)を把握することが大事です。運転時間が長いと当然ですが電力消費量(kWh)が大きくなります。
家電を選ぶ際は、消費電力に着目すること。 家電はこまめに消すことが節約には大事です。ただし、電源を入れた瞬間は多くの電力を消費します。ですのでむやみにON/OFFを繰り返すと余計に電力を消費することになるので気を付けてください。